台湾こと
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夢とことばに込められた、台日のお正月文化
この年末年始、家族で富士山を訪れました。
冬の澄んだ空気の中、静かにそびえる富士山を前にすると、自然と心が落ち着き、新しい一年の始まりを実感します。日本には、お正月ならではの文化として「初夢(はつゆめ)」があります。
新年に最初に見る夢に、
その年の願いや運勢を重ねる、やさしい風習です。
なかでも有名なのが「一富士、二鷹、三茄子」。
夢の中の象徴に、そっと願いを託すところに、
日本らしい感性を感じます。一方、台湾のお正月では、
夢よりも「言葉」を大切にします。
「恭喜發財」「身體健康」「萬事如意」など、
祝福は口に出して伝えるもの。
家族や大切な人に向かって言葉を交わし、新しい一年を迎えます。ここで、台湾華語の豆知識をひとつ。
日本語では「夢を見る」と言いますが、台湾華語では
「做夢(夢をする)」と表現します。
夢は「見るもの」ではなく、
「自分の中で体験するもの」という感覚なのです。日本は夢に願いを込め、
台湾は言葉で祝福を伝える。
形は違っても、
新しい一年を大切に迎えたいという想いは同じです。この小さな文化のお話が、
皆さまの一年に、あたたかな余韻を残しますように。
台湾華語文学習センター-大阪弁天町台湾華語教室では、
台湾華語を通して、
言葉とともに文化もお伝えしています。



台湾
台湾キッチン料理と点心教室
大阪弁天町台湾華語教室
台湾華語文学習センター大阪弁天町台湾華語教室
台湾華語文学習センター
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あけましておめでとうございます
2026年のはじまりにあたり、
日頃より
台湾華語文学習センター 大阪弁天町台湾華語教室
(Taiwan Center for Mandarin Learning)
を支えてくださっている皆さまへ、
心より新年のご挨拶を申し上げます。昨年は、
台湾華語の学びや文化体験を通して、
多くの出会いとあたたかな交流に恵まれた一年でした。
言葉を学ぶことは、
文化を知り、
人と心を通わせること
その想いを、改めて実感しています。2026年、
台湾華語文学習センターとしての
大阪弁天町台湾華語教室は、
新しい一歩を迎え、
台湾華語と台湾文化を、
これからもより身近に、
よりあたたかく届けてまいります。新しい年が、
皆さまにとって
穏やかで実り多い一年となりますように。本年もどうぞよろしくお願いいたします

迎接 2026 年的開始,
我們懷著感謝的心,
向一路支持大阪弁天町台灣華語教室的每一位朋友,
獻上最誠摯的新年祝福。回顧過去一年,
從台灣華語的教學現場、文化體驗活動,
到一場場真誠的交流與陪伴,
我們再次深刻感受到
語言不只是溝通的工具
更是連結文化與人心的重要橋樑。2026 年,
作為台灣華語文學習中心
(Taiwan Center for Mandarin Learning)
大阪弁天町台灣華語教室將邁出新的一步,
持續以一步一腳印的方式,
推廣台灣華語與台灣文化,
希望能使其更多人認識台灣。祝福新的一年,
能為大家帶來平靜、踏實且充滿收穫的時光。祝福大家
2026 年新年快樂、平安順心台湾
大阪弁天町台湾華語教室
台湾華語文学習センター
台湾キッチン料理と点心教室
2026
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2025年振り返り
2025年は私にとって、
多くの方々の協力と励ましに支えられながら、
一つひとつ成果を積み重ねてきた一年でした。この一年で、
台湾師範大学・華語文教学系修士課程を修了しました。
日々の授業や活動に追われる中、
改めて「なぜ教えるのか」
「どのように伝えるべきか」を考える時間を持ち、
海外で台湾華語を教えてきた経験に、
より確かな軸を見出すことができたように思います。また、
総統より任命書を拝受する大きな日もありました。
その瞬間に感じたのは誇りよりも、
「これまで以上に責任を持って
歩んでいかなければならない」
という覚悟でした。台湾文化の普及活動としては、
講客ラジオへの出演、世界客家会議への参加、
そして僑委会「海外民俗文化教師」の資格取得など、
多くの貴重な機会に恵まれました。
文化を伝えることは、
一人で成し遂げるものではなく、
人と人とのつながりの中で育まれていくものだと、
改めて実感した一年でもあります。そして何より、
私が一番大切にしているのは、
教室で過ごす時間です。
大阪府高齢者大学では、
台湾を紹介する講座を担当し、
日本の中学・高校では、
生徒たちとことばや文化を通じて向き合いました。
さらに、
教室の学生とともに東海大学を訪れ、
学びが実際の交流へと広がる瞬間を
共有することができました。学術面では、政治大学での華語教育研究の発表、
そして、
同大学日本語学科の特別審査員として
関わる機会もあり、
「教える立場」と「見つめ直す立場」の両方を経験した一年でした。そして2025年には、
もう一つ、特別な意味を持つ出来事がありました。
大阪弁天町台湾華語教室が
僑委会の審査を正式に通過し、
2026年に「台湾華語文学習センター」として
設立されることが決定したことです。これは決して一朝一夕で得られた結果ではありません。
日本で地道に授業を続け、文化活動を重ね、学生や地域の方々と向き合ってきた年月の積み重ねが、ようやく形になった瞬間でした。
心から、感謝の気持ちでいっぱいです。決して楽な一年ではありませんでしたが、
学生の皆さん、友人、先輩、家族の存在があったからこそ、立ち止まらずに前へ進むことができました。2026年は、
「台湾華語文学習センター・大阪弁天町台湾華語教室」
として、
これまで以上に台湾華語と台湾文化を丁寧に、
日本へ伝えていきたいと思っています。これからも、出会いと学びを大切にしながら、
一歩ずつ、誠実に歩んでいきます。

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2025年最後の日
今日は 12月31日、日本の大晦日。
日本では、
一年を静かに締めくくる大切な日です。年越しそばを食べ、
深夜には除夜の鐘を聞きながら、
108の鐘の音で一年の迷いや執着を手放します。一方、台湾で「一年の終わり」といえば、
旧暦の除夕(大晦日)。家族が集まり、年夜飯を囲み、
この一年の出来事を語り合う、
とてもにぎやかで、温かな時間です。同じ「年の終わり」でも、
日本は静かに振り返り、
台湾は人とのつながりを大切にします。台湾華語や台湾文化を日本で伝える中で、
私はいつも感じています。
言葉とは、
その国の暮らし方や価値観そのものだということ。だからこそ、
私たちの教室では、
「台湾華語を勉強すること」だけでなく、
台湾の生活や文化、想いも一緒に伝えていきたいと考えています。この大晦日に、
台湾のあたたかさを、そっと皆さんへ。どうぞ、良いお年をお迎えください。



台湾文化
台湾
大阪弁天町台湾華語教室
台湾キッチン料理と点心教室
台湾華語文学習センター
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西日本初の台湾華語文学習センター設立を見据え陳洳豔校長、布袋戯文化教育を現地で学ぶ
今年のクリスマスイブ、
私は宜蘭伝芸中心を訪れました。
台湾伝統芸能・布袋戯の指導者、林銘文先生のもとで、
国際学生向けに企画された
台湾の伝統布袋戯体験プログラムを、
アシスタントとして一緒に担当させていただきました。
今回台湾に戻り、先生のそばで学ぶ時間を重ねる中で、
これまでの努力や歩んできた道のりについてお話を伺い、同時に、実際の指導の様子を間近で見ることができました。
その中で強く感じたのは、
先生は技術が優れているだけでなく、
長い時間と多くのエネルギーを
布袋戯の文化教育に注いできた方だということです。
初めて触れる学生にも伝わるよう、
わかりやすく、親しみやすい工夫を重ねている姿が、
とても印象的でした。
この日の私は、舞台の横で支える役割でした。
進行の補助や指導のサポートに加え、
日本人学生のために通訳も担当し、
体験が言葉で止まらないよう心がけました。
こうした現場に立ち、
文化体験は表に立つ人だけでなく、
それぞれの立場で支える人たちによって
成り立っているのだと、改めて感じました。
先生からは、学生の反応の見方や時間配分など、
現場でしか学べない大切なことも教えていただきました。
そばで学ばせていただき、
経験や考えを惜しみなく共有してくださったことに、
心から感謝しています。
こうした経験を通して、
自分が進んでいる道への思いは、より確かなものになりました。
私たちの教室は、台湾政府の審査を正式に通過し、
来年、西日本で初となる
「台湾華語文学習センター」を設立する予定です。
これは私にとって大きな励みであると同時に、
これから先に向けての責任の重さを
改めて感じる出来事でもあります。



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日本と台湾をつなぐ学びの現場東海大学で行われた実践型文化授業
今回の台湾訪問は、
東海大学食品科学系の何若瑄主任からのご招待により、
大学の授業に参加する機会をいただいたことから始まりました。
私にとって、改めて「教える意味」を感じる大切な時間でした。12月23日の授業では、日本の先生と一緒に、
台湾の学生やさまざまな国から集まった学生たちと、
「料理」を通して日本のお正月文化を学びました。
キッチンの中で、
言葉・文化・暮らしの感覚が自然につながっていく
そんな時間でした。実は今年4月、
大阪弁天町台湾華語教室の学生とともに台湾を訪れ、
台湾の大学生との言語交流を行ったばかりでした。
今回は講師という立場で、
日本での生活や教育現場で積み重ねてきた経験を、
台湾の授業に持ち帰る形となりました。学生たちが真剣に耳を傾け、
文化の違いを前向きに受け止めながら学ぶ姿を見て、
語学学習はやはり「人と人をつなぐもの」だと、
改めて感じました。大阪弁天町台湾華語教室は、
これからも一つ一つの出会いを大切にしながら、
言葉とともに、台湾の文化や想いを
丁寧に伝えていきたいと考えています。私たちは、
台湾華語の学びは「言葉を覚えること」だけではなく、
その言葉が生まれた暮らしや価値観に触れることだと考えています。大阪弁天町台湾華語教室は、
安心して学び、自然に交流できる場所でありたい。
正体字の台湾華語と生活文化を通して、
一人ひとりが自分のペースで台湾に近づける教室を目指しています。最後に、大切なお知らせです。
大阪弁天町台湾華語教室は審査を通過し、
2026 年に「台湾華語学習センター」として新たな一歩を踏み出す予定です。
西日本で初めての台湾華語学習センターとなります。この評価をゴールではなく、
これからも一つ一つの授業と出会いを
大切に積み重ねていくための原点として、
丁寧に歩んでいきたいと思います。






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冬至快樂
みなさん、こんにちは
今日は台湾の「冬至(ㄉㄨㄥ ㄓˋ)」です。日本でも冬至は大切な日ですが、
日本と台湾では、冬至の過ごし方が少し違います。日本では、
かぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ったりして、
健康を願う習慣がありますね。一方、
台湾の冬至といえば「湯圓(ㄊㄤ ㄩㄢˊ、
タンユエン)」です。もともと台湾の冬至では、
中にあんの入っていない小さな白い湯圓を食べるのが一般的でした。
丸い形には、
円満・無事・幸運を願う意味があります。冬至は、一年の中で昼が最も短く、夜が最も長い日です。
台湾ではこの日を、
陰から陽へと気が切り替わる日と考え、
湯圓を食べることで
陽の気を取り入れるとされてきました。また、「湯圓」は発音が
「団圓(ㄊㄨㄢˊ ㄩㄢˊ、家族が集まる)」に似ているため、
家族の団らんや心のつながりを象徴する食べ物でもあります。さらに昔からの習慣では、
・白い湯圓は人とのご縁(人縁)
・赤い湯圓は結婚や恋のご縁(姻縁)
を表すと言われ、
白と赤の両方を食べ、数は偶数にするのがよいと考えられています。最近の台湾では、
冬至にもごまやあんこが入った湯圓を
食べる家庭が増え、
さまざまな種類の湯圓が楽しまれるようになりました。同じ冬至でも、
日本は「かぼちゃとゆず湯」、
台湾は「湯圓」と、
それぞれの文化があって面白いですね

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海外で台湾文化と正体字中国語を深耕推進陳洳豔校長、講客広播電台で僑教の歩みと今後の展望を語る
12月19日、講客廣播電台にお招きいただき、
番組『雁子飛過台三線』に出演させていただきました。
実は、ラジオでのインタビューは今回が初めてで、
マイクの前に座った瞬間は、
緊張と同時に、少しワクワクした気持ちもありました。
でも、ラジオパーソナリティーの方が
とても丁寧であたたかく進行してくださり、
少しずつ緊張もほぐれて、
気がつけば友人と話しているような、
とても自然で心地よい時間になっていました。
こうして、自分にとって大切な新しい挑戦を、
無事に終えることができました。
スタジオの入口で、
ゲストのために用意されたウェルカム表示を見たとき、
思わず胸がいっぱいになりました。
振り返ってみると、
これまでの道のりは、
誰かに見せるために歩いてきたわけではありません。
ただ、目の前にある「やるべきこと」を、
一つひとつ、丁寧に積み重ねてきただけだと思います。
長年日本で台湾華語や台湾文化を紹介する活動を続ける中で、
私は特に、客家文化についても大切に伝えてきました。
客家文化を知ることが、
台湾という社会をより深く理解することにつながり、
そして、この多様で人の温かさにあふれた台湾を、
心から好きになってもらえると信じているからです。
最後に、このようなあたたかい場を用意してくださり、
自分の経験や、これまでの歩みを
皆さんと共有する機会をくださった
番組スタッフの皆さまに、心より感謝いたします。
「話を聴いてもらえた」、「理解してもらえた」と
感じられたこの時間は、
私にとって、とても大きな励みになりました。




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台湾の冬至文化の講座
12月21日の冬至を前に、
日本だけでなく台湾においても長年にわたり台湾文化の普及活動に取り組んできたことから、
冬至の節慶活動を指導する講師として
お声がけをいただき、
12月18日台湾・新北市中和区の中原里 にて、
地域の高齢者の皆さんと一緒に
台湾の冬至文化を体験する
「五色の開運豆腐団子作り」 を行いました。
色とりどりの団子を見て、
「とてもきれいですね」
「豆腐の団子ってどんな味?」
と、皆さん興味津々でしたが、
実際に味わっていただくと
「食べやすくておいしい」
「口当たりがとてもいい」
という声が次々と聞こえてきました。
今回の団子は、
黒ごま・かぼちゃ・紫芋・緑茶・紅麹
五つの素材を使い、
冬至の「団らん」や「円満」の意味に加え、
たんぱく質や栄養面にも配慮した内容です。
団子を丸めながら自然に会話が生まれ、
笑顔が広がっていく時間は、
台湾の食文化と季節行事が
人と人をやさしくつなぐ力を
改めて感じさせてくれました。
活動後には、
台湾の冬至文化を通じた地域交流と、
高齢者の公益共食への取り組みに対し、
中原里の里長より正式な感謝状を頂戴しました。
日本と台湾、
それぞれの場で台湾文化を伝える活動を続ける中で、
台湾の地域社会においても
節慶文化を伝える講師として
関わる機会をいただけたことを、
大変ありがたく感じています。
台湾キッチンと大阪弁天町台湾華語教室では、
これからも言葉と食、
そして季節文化を通じて、
台湾文化の温かさを日本と台湾の皆さまに
丁寧に伝えていきたいと思います。





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台湾・政治大学の日本語課程の特別審査員を務める
今回台湾へ戻るにあたり、
私にとって特に重要な機会の一つとなったのが、
12月17日に、台湾国立政治大学 日本語文学科にて
開催された「日本語表現と創作」の期末発表会に、
特別審査員としてお招きいただいたことです。私はこれまで、
日本において第一線で華語教育に携わり、
大阪弁天町台湾華語教室を拠点に、
台湾華語の教育と台日間の文化・教育交流を継続的に推進してきました。
今回、海外での教育実践を重ねてきた立場として、台湾の大学教育の現場に招かれ、
日本語専門課程の期末評価に
参加する機会をいただけたことは、
私個人にとってのみならず、
本教室の教育理念とこれまでの取り組みが
正式に評価されたものだと受け止めています。
本授業を担当されているのは 金先生です。
金先生は、日頃から学生一人ひとりに丁寧に向き合い、単に言語を教えるだけでなく、
「日本語で自分自身をどう表現するか」を重視した
授業づくりを行ってこられました。
今回、学生の学びをさらに深めたいという思いから、私にも声をかけてくださり、
期末発表における指導と評価に
参加する機会をいただきました。
期末発表を通して、
この授業がどれほど綿密に設計され、
丁寧に積み重ねられてきたかを強く実感しました。
学生たちは、日本語の楽曲をもとにテーマを再構築し、自ら歌詞を創作し、
映像作品として完成させていました。
中には、今回の発表のために自費でスタジオを借り、アイドルになりきって歌とダンスに挑戦し、本格的な映像作品を制作したグループもありました。
その姿から、言語が「学習対象」にとどまらず、
創造性や感情、人生経験を表現する手段として
しっかりと使われていることを感じました。
発表会の後には、
学科長より感謝状を授与していただきました。
その瞬間、静かに胸が熱くなりました。
それは単なる一枚の感謝状ではなく、
大学や学科から
「信頼して任せていただいた」という
気持ちのこもった証のように感じました。
政治大学が私を信じ、
学生にとって大切な学びの場へ
招いてくださったことに、
心から感謝しています。
そして、学生たちの努力の成果を
共に見届けることができたことも、
忘れられない経験です。
来年度より、
本教室は「台湾華語文學習センター」として
新たな段階へと進む予定です。
今回のような学術的・教育的な連携は、
今後さらに教育の質を高め、
国際的な学びのネットワークを広げていくための
大切な基盤となります。
台湾と日本をつなぐ教育の現場で培ってきた経験を、これからも教室の教育に還元しながら、
大阪弁天町台湾華語教室は、
言語を通じて人と世界をつなぐ学びの場として、歩みを続けてまいります。
#台湾
































