台湾・政治大学の日本語課程の特別審査員を務める
今回台湾へ戻るにあたり、
私にとって特に重要な機会の一つとなったのが、
12月17日に、台湾国立政治大学 日本語文学科にて
開催された「日本語表現と創作」の期末発表会に、
特別審査員としてお招きいただいたことです。
私はこれまで、
日本において第一線で華語教育に携わり、
大阪弁天町台湾華語教室を拠点に、
台湾華語の教育と台日間の文化・教育交流を継続的に推進してきました。
今回、海外での教育実践を重ねてきた立場として、台湾の大学教育の現場に招かれ、
日本語専門課程の期末評価に
参加する機会をいただけたことは、
私個人にとってのみならず、
本教室の教育理念とこれまでの取り組みが
正式に評価されたものだと受け止めています。
本授業を担当されているのは 金先生です。
金先生は、日頃から学生一人ひとりに丁寧に向き合い、単に言語を教えるだけでなく、
「日本語で自分自身をどう表現するか」を重視した
授業づくりを行ってこられました。
今回、学生の学びをさらに深めたいという思いから、私にも声をかけてくださり、
期末発表における指導と評価に
参加する機会をいただきました。
期末発表を通して、
この授業がどれほど綿密に設計され、
丁寧に積み重ねられてきたかを強く実感しました。
学生たちは、日本語の楽曲をもとにテーマを再構築し、自ら歌詞を創作し、
映像作品として完成させていました。
中には、今回の発表のために自費でスタジオを借り、アイドルになりきって歌とダンスに挑戦し、本格的な映像作品を制作したグループもありました。
その姿から、言語が「学習対象」にとどまらず、
創造性や感情、人生経験を表現する手段として
しっかりと使われていることを感じました。
発表会の後には、
学科長より感謝状を授与していただきました。
その瞬間、静かに胸が熱くなりました。
それは単なる一枚の感謝状ではなく、
大学や学科から
「信頼して任せていただいた」という
気持ちのこもった証のように感じました。
政治大学が私を信じ、
学生にとって大切な学びの場へ
招いてくださったことに、
心から感謝しています。
そして、学生たちの努力の成果を
共に見届けることができたことも、
忘れられない経験です。
来年度より、
本教室は「台湾華語文學習センター」として
新たな段階へと進む予定です。
今回のような学術的・教育的な連携は、
今後さらに教育の質を高め、
国際的な学びのネットワークを広げていくための
大切な基盤となります。
台湾と日本をつなぐ教育の現場で培ってきた経験を、これからも教室の教育に還元しながら、
大阪弁天町台湾華語教室は、
言語を通じて人と世界をつなぐ学びの場として、歩みを続けてまいります。
#台湾









