テレビ番組,  台湾こと

台湾ドラマ&漫画-用九商店

午安
台湾キッチンです。

みなさんに
台湾の柑仔店
(台湾語の読み方 ガンマーディアム)
を紹介します。

「柑仔店」とは、
台湾でその昔、
多く見られた雑貨店の通称です。

特に1950~1980年代は、
台湾の柑仔店が盛んだった時代です。
私は1979年生まれなので、
柑仔店には、
たくさんの温かい思い出があります。

家の近所にある柑仔店は
現在の小型スーパーみたいな
象徴的存在です。
醤油やお米、お酒などの生活必需品の他、
お菓子、パンや玩具、野菜、
アイスクリームなどがあり、
月末になると付けにしてもらうことも
できましたよ。

一番心に残っているのは、
小学校一年生の時のことです。
ある日学校から帰ってくると、
家には誰もいなかったので、
柑仔店のおばさんに声かけられて、
店で宿題をやりながら、
家族が帰ってくるのを待っていました。
その日は晩御飯までご馳走になりました。

去年
台湾のドラマ「用九柑仔店」を見てた時
昔の思い出が一気に
とても懐かしかったですよ。
(ドラマの日本版の名前は、
「いつでも君を待っている」)

このドラマは、
実は台湾の漫画家〜阮光民
(中国語の読み方、ルアン・グアンミン)の作品です。

この漫画は、台湾で数々の賞を
受賞してから話題になったので、
テレビドラマ化されることになったそうです。

漫画家の阮光民は、
祖父が経営していた「用九商店」
をモチーフにして、
漫画『用九柑仔店(用九雑貨店)』
を描きました。

ストーリーの内容は、こうです。
主人公は、
田舎で柑仔店(日本の雑貨屋)経営している祖父が倒れたという知らせを受け、
台北から故郷に帰郷します。
その後、いろいろなことがあって、
その柑仔店を継ぐ決心をします。
たくさんの人々とのつながりの中で、
成長していく様子を描いた物語です。

今の時代は、
スーパーチェーンや
24時間のコンビニなどの店が
たくさんあります。
とても便利ですが、

昔柑仔店でよく見た光景~

客が名前を思い出せない商品を、
店にいる人達は総動員で
「これかも」「いやあれかも」
と助け船を出したことや
子どもを暫く預けてもらうことなどの
あふれる助け合いの精神や人情溢れること
今の店ではなかなか見られませんね。

もしよければ、
この漫画とドラマ両方とも、
日本語に翻訳されていますので、
是非読んでみてください。

漫画の方は、
株式会社トゥーヴァージンズ(東京都千代田区)が、2022年1月12日(水)に台湾発のコミックス『用九商店』1・2巻を全国の書店で発売しているそうです。

ドラマの方
「いつでも君を待っている」
(原作『用九柑仔店』)
テレビ神奈川 毎週月曜日15:00~15:55、2022 年2 月末スタート予定だそうです。
※放送日時は変更の可能性がございます。

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