台湾こと

台湾客家文化館

本日みなさんに紹介するのは
苗栗銅鑼科学園区内に位置する~
台湾客家文化館(旧苗栗客家文化園區)

この建築は、
日本と台湾の建築士たちが設計した
台湾に17世紀から移住し始めた
客家人の民族文化を伝える博物館と
研究所の複合施設です。
計画に際して客家民族の精神性の形象化と
現代建築の革新性との両立が求められたそうです。
緩やかに造成された丘陵地に
建つこの建築は、
原型地形を想起させる屋根と
既存地形の傾斜をできる限り利用した床面
によって主空間が構成されます。
中央部を走っていた谷の形状は、
内部を横断し博物館と研究所を分節する
プロムナードや3次元の屋根で
形象化しました。
この操作により建築が周辺の大地に
溶け込んだ一体の風景となることで
客家人の代表的民族精神である自然尊重の理念と応答しようと考えたそうです。
なので、
一般の方々が通常の客家のテーマ公園
に抱く印象とは大きくかけ離れています。
アクティブな手法で
台湾における客家移民のストーリーを
記録しています。
特別展示エリアでは客家の魅力を
さまざまなテーマで紹介しており、
ディープな客家文化に
触れることができます。
コロナが収束したら、
是非遊びに行ってください

住所
苗栗縣銅鑼鄉九湖村銅科南路6號

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