• 台湾こと

    苗栗アブラギリの花

    毎年4月から5月まで
    台湾ではアブラギリの花が
    風で舞い散る光景が見えます。
    非常に美しく、まるで粉雪が
    舞っているかのようです。
    かつて客家人が暮らす地域は
    アブラギリが生長する地域でもありました。

    昔の客家人にとって、
    アブラギリは大切な経済作物の一つと
    なりました。
    アブラギリの種子から
    油を搾り取ることに気づき、
    防水の効果があるため、
    紙傘の上に塗ったり、
    ペンキの重要な原料として用いました。

    台湾の中でも
    客家人が住む割合が高い「苗栗県」では
    多くの油桐花を楽しむことが出来ます。
    例えば、
    ☀️ 「苗栗県三義郷」
    台湾人の間で一番人気の油桐花の里です。
    こちらでは気持ちのいい山の中の各地で
    油桐花を見ることができます。
    台湾鉄道「三義駅」から
    タクシーで10分の
    「四月雪賞桐歩道」などの場所へ。
    木も大きく、本数も多いので、
    本当に美しいです。

    ☀️苗栗の姜太公中部道場(客家大院)
    全国トップの本数を誇るアブラギリの樹が
    植えられているだけでなく、
    こちらの建物は古典と現代建築の美学が
    融合されています。
    この300坪の客家の三合院では、
    客家の人々の勤勉で忍耐強い人文の精神と
    伝統的な建築の間取りの美しさを
    感じられます。
    さらに、
    こちらの雪のように白いアブラギリの花は
    非常に魅力的で、
    毎年「客家桐花婚礼」というイベントが
    行なわれます。
    百組の新婚カップルが
    客家大院の前で夫妻の誓いを立てます。

    「行き方」
    鉄道で「苗栗駅」あるいは「銅鑼駅」下車、新雞隆行きの新竹客運バス5658に乗り換え、「七十份バス停」下車。

    ホームページ
    https://www.fortunelight.com.tw/

Instagram